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会社のイスには、意外とこだわっている。
腰が痛くならないもの。
長時間座っても疲れにくいもの。
自宅のデスク環境も同じだ。
モニターを増やす。
キーボードを変える。
仕事や副業が少しでも快適になるように、環境を整えていく。
私も、その考え方はよく分かる。
50代になると、若い頃のように無理がきかない。
長時間座っていれば腰が重くなる。
目も疲れる。
肩も凝る。
だから、仕事をする環境には少しずつお金をかけるようになる。
ところが最近、ふと思った。
仕事をする時間の環境にはこだわっているのに、眠る環境については、ほとんど考えていなかった。
何年も使っている枕。
いつ買ったのか、はっきり覚えていないマットレス。
体は50代になったのに、寝る環境だけは昔のままだった。
これは少し、おかしいのではないかと思うようになった。
仕事をする8時間と、回復する8時間
1日は24時間しかない。
その中で、仕事をする時間は長い。
だから、デスクやイスを整えることは間違っていない。
問題は、その後だ。
仕事で疲れた体を戻す時間について、どれだけ真剣に考えているだろうか。
休日に長く寝ても疲れが残る。
夜中に目が覚める。
朝起きた瞬間から、肩や腰が重い。
それでも私たちは、
「年齢だから仕方ない」
で終わらせてしまう。
しかし、仕事環境については違う。
イスが合わなければ変える。
デスクが狭ければ工夫する。
作業効率が悪ければ、道具を見直す。
それなら、睡眠環境についても同じように考えていいはずだ。
仕事をする8時間を整えるなら、回復する8時間も整える。
50代からは、この考え方が必要になる。
50代の体は変わったのに、寝具は変わっていない
若い頃は、どこでも眠れた。
多少硬い布団でも平気だった。
枕が少しくらい合わなくても、翌日に大きく響かなかった。
しかし、50代になると体は変わる。
首や肩が重い。
腰に違和感が残る。
眠った時間は長いのに、回復した感覚がない。
それなのに、寝具については昔の感覚のまま使い続けている人が多い。
私は最近、ここが気になっている。
体が変わったなら、道具も変える必要があるのではないか。
仕事では、新しいパソコンやイスを検討する。
車でも、タイヤやオイルの状態を確認する。
それなのに、自分の体を毎晩預けている寝具だけは、何となく使い続けている。
50代になった今、一度見直してもいい時期だと思う。
高いベッドを買えばいい、という話ではない
ここで勘違いしたくないのは、
「高価な寝具を買えば、すべて解決する」
という話ではない。
いきなりベッドやマットレスを全部買い替える必要もない。
大事なのは、今の自分がどこに不満を感じているのかを知ることだ。
朝起きたとき、首が重いのか。
腰がつらいのか。
眠りが浅いのか。
それによって、見直す場所は変わる。
枕なのかもしれない。
敷きパッドやマットレスなのかもしれない。
まずは、自分の睡眠環境に問題がないかを考える。
その順番でいい。
50代からの寝具選びは、
「一番高いものを買う」
ではなく、
「今の体に合っているかを考える」
ことから始まる。
デスク環境には投資、睡眠環境は節約という矛盾
考えてみると、不思議なことがある。
仕事で使うイスには数万円出せる。
パソコンやモニターにもお金を使う。
それは、仕事の効率や疲れ方が変わると分かっているからだ。
一方で、睡眠環境になると、
「まだ使えるから」
「寝られればいいから」
と考えてしまう。
しかし、50代にとって睡眠は、ただ横になる時間ではない。
翌日の仕事をするための準備時間だ。
考える力を戻す時間でもある。
疲れた状態を少しでも戻す時間でもある。
そう考えると、睡眠環境を見直すことは、ぜいたくではない。
働き続けるための準備だ。
人生後半戦は、頑張る環境だけでなく戻る環境も必要になる
50代になると、
もっと頑張ろう。
もっと勉強しよう。
副業も始めよう。
転職も考えよう。
いろいろなことを考える。
しかし、その前に必要なのは、動ける体だ。
朝から疲れていれば、新しいことを始める気力は残りにくい。
休日を寝て終われば、人生後半戦について考える時間もなくなる。
だから、これからは、
仕事机を整える。
イスを選ぶ。
それと同じ感覚で、寝具も一度見直してみる。
全部を変える必要はない。
今の自分に必要なものを一つずつ考えればいい。
50代からの人生は、まだ長い。
だからこそ、体を削り続けるだけではなく、戻す仕組みを持っておきたい。
仕事をする8時間には、ずいぶん気を使ってきた。
次はそろそろ、
回復する8時間
についても、真剣に考えてみようと思う。
まず、自分の眠りを確認してみる
最近、こんな感覚があるだろうか。
朝起きても疲れが残っている。
そんな状態が続いているなら、寝具や睡眠環境を一度見直してもいい。
高いものを急いで買う必要はない。
まず、自分の体が何を不快に感じているのか。
そこから考える。
50代からは、寝具も「ただ寝るための道具」ではない。
人生後半戦を支える、回復のための環境だ。


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